お家を建てる心得

今年は長梅雨で夏が短くて、新型コロナのこともあり寂しい夏かと思いきや。
明けより酷暑が続き、先日も東近江市では全国で一番熱い日(39.2℃)を観測されました。
そこで、今昔での住宅建設の状況を考えたところ。
1910年(明治後期明)は、はやり病や食あたりなどが原因で夏に亡くなる人の割合が一年を通して一番多くなっていました。
かつては夏を乗り切ることが死活問題だったことが分かります。
しかし昭和になり戦後復興を遂げた高度成長期 (1970年) では、 上下水道や冷蔵庫の普及などによって夏の死亡者割合が減少し、夏と冬の死亡者割合が逆転しています。
したがって、まずは断熱などの冬対策を前提とした家づくりが大切です。
さらに近年(2010年)、増えてきた夏の熱中症対策も行い、夏冬両方を旨とした住まいにしたいところです。
したがって、今ではそれらを十分に補える住宅設備や建材が充実していますが、その前に間取り・日射の取入遮断・断熱性能などの検討をする必要が大事です。

 

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